2006年12月13日
馬と厩務員さん

降りてくる雪がきらきらと美しいです。
「ばんえいは廃止ではなく存続の可能性がある、一緒に応援していこう、ばんえいをもっと知って」という思いから動いていた私ですが、個々でばんえいについて語ることが出来るようにまでなってきた今日この頃。そろそろ原点に戻ろうかな~と思っています。
そして最後にやりたかったこと。ばんえい競馬は馬が叩かれてかわいそう、といわれることについての説明をまとめること。本当は報道ステーションの後にしたかったのですが遅れてしまったことが残念…。少しずつアップしていきたいと思います。
私の周りで署名を集めたとき、報道ステーションの放映の後は多くの人に「馬がかわいそう」と言われた。それは、廃止になったら肉になる馬がかわいそうという人と、叩かれる馬がかわいそうという人と二手に分かれた。
私が頑張って説明しても納得してくれない。馬がそう言ってたんだって!と言ってもだめだ(それじゃもっとだめか?笑)
ムチではなく手綱で叩いている。皮が厚いからぺちぺちといい音がしても馬は痛くなく、肩をとんとんと叩くくらいだと聞いたことがある。
そのことがわからない人が多いということが、馬文化の衰退だと思う。
見た目は確かに悪い。昔から馬と生活をしてきたという人でも、馬をいじめている罪悪感を持ち続けている人もいるかもしれない。
でも、ばんえい競馬が発展することによって、叩いていると思うことが無知で恥ずかしい、という流れになっていけばいいな…と思う。
全員の説得は難しくても、なにかこう、何人かでもぱーっと目の前が開ける言葉があればなぁ…
その中でも「愛情の反対は無関心だから…」と言われたことを思い出します。ばんえい競馬についてNOという人たちが増えたということもものすごい発展だなと…
つづけよう!ばんえい競馬の掲示板の中でも谷あゆみ調教師をはじめ、多くの方がこのことについて書かれています。
谷さんは440、469、776。
矢野さんは話題が出るたびにまとめる作業もされていますが、矢野さん自身の考えは439。
馬術部にいたというよっちゃんさんは446、449。
そして、通りすがりの営業マンさんのおっしゃる533もよくわかります。
地方競馬に行こう!さんで書かれていた記事が印象に残っています。
どこで見たのか忘れて困っていたら、landsliderさんが自己申告してくださいました、すいません…
もちろん、レースで少しでも良い成績を得るため、手綱を使いお尻を叩きます。それは、軽種のレースより、派手に見えてしまうかもしれません。
これについては、以前、良く知る方に、ネット上で、「2001年にフランスのペルシュロン大会(Cheval Percheron Francais)でばんえい競馬が招待された際、ムチの使用云々を取り沙汰されることが危惧されたのですが、現地の生産者は軽種の競馬との違いを感覚的に理解してくれ、全く苦情は出なかった。」 という話を聞いた事があります。
重種馬の性質、皮膚の厚さ、それらを勘案すれば、残酷といえるようなものではないのではないかと思います。
PIYO牧場の日記さんでもこのことについて書かれていました。
明日に続く…予定(?)
ここで存続関連のニュースにびっくり。
突然ですが毎日新聞の一面だったそうです。
ま、まだ油断はし、しないぞっ!!
今朝ラジオ(ノースウェーブ)を聞いていたらこのニュースが流れました。DJが「年末にも北海道にスポーツの嬉しい話題を提供してくれた」と言っていたのが嬉しかったです。「ソフトバンクがビジネスとしてチャンスがあると思ったってことですよね」というコメントも。さすが北見出身古家君です。
買ってしまいました(笑)

(追記)
今日の十勝毎日新聞でも一面トップだったそうです。
記事でました~
また、今日はばん馬を愛する十勝の会が午前中に帯広市砂川市長に署名を提出しました。
4日に提出した分を合わせますと28655人の署名の提出となります!
署名してくださった方々、署名活動に協力してくださった方々、十勝の会・ばんえい競馬に変わってお礼申し上げます。ありがとうございました。
お礼文書はこちらのページからダウンロードできます。