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2007年03月15日

スズノオーカン

スズノオーカン
暖かそうです。

日曜日は全国放送でばんえいの番組が放映されます。
3月18日(日) 午後11:10~11:34 NHK にっぽん紀行 もう一度立ち上がれ ~北海道・ばんえい競馬~


3月15日。この日は岩手県議会ということで朝から私も気になっていた。私も不勉強だけれど、ブログや競馬ブックなどを拾い読みした感じでは、否決はもちろん賛成だとしても危ない…とかいうよりは、今回の不穏な動きに関して、実際の状況よりは政治的な思惑が動いている感じがとてつもなく嫌だった。
夕方否決とのニュースが入る。えっ否決?ちょっと待ってよヤバいよヤバいよ…と胸がドキドキして体が震える感じは岩見沢の有識者会議の日を思い出す。
マジでヤバい…と体が冷たくなる、あの感覚。もう思い出したくもないし、2度と経験したくない。でも同じように感じている人たちがいる…
あの時のことをいろいろと思いだす。騎手の人たちが違う仕事をしている姿が浮かんでは涙を流していた。こんなのはイヤだ。
駿平の岩手競馬に注目!!さんを見ると、こんな言い方は失礼かもしれないけど、懐かしい言葉に出会う。「まだ廃止決定ではありません!!」
そう、あの時私も信じていた。岩手の今日までの流れを見ていると、ばんえいの時と同じようなことがあまりに多すぎてそのたびに辛い気持ちになっていた。でもまた、岩手も同じように喜べる日が来るといい。いや、来るんだって強い気持ちを持って願う。
岩手競馬については詳しくはないけれど、私は東北の馬産の歴史は素晴らしいと思うし、それに関連してこの近辺の馬文化というものを大事にしてほしいな…と思う。なーんて言っても、結局はこれ以上地方競馬がなくなってほしくないっていうのが強いんだけど。
はぁ、最近辛い気持ちで競馬を感じることが多すぎる。もっと楽しみたいよ…

追記。さすが地方競馬に行こう!さんが丁寧に経緯をまとめられています。
岩手競馬関連ブログのリンクもありますのでご覧下さい。
ふじポンブログが泣けた…(T_T)

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この記事へのコメント
JRAが臨時場外からの格上げ(?)発表と櫻田康二さんの調教師試験合格発表。
明るい一日になるか?と思いましたが…
盛岡競馬場オーロパークはまだ新しいのに…
ただ、気になるのは6月ローカルに入ってからのJRA場外発売予定が未定と言うこと…“何か”(サプライズ)があるとよいのですが。
Posted by カエルマニア at 2007年03月16日 00:17
久々のコメントです。"^_^"
岩手競馬、今朝の道新を見て、びっくりしました。
危ないとは聞いていたんですが、まさか、、、、、
思わず、ばんえいの事を思い出してしまいました。
競走馬達の行く末を考えると、心が痛みます。(T_T)
Posted by マキバコ at 2007年03月16日 10:22
地方競馬の話題が出る時は必ず廃止問題で本当につらい気持ちです。岩手競馬の
存廃問題は私も注目して推移を見守ってきましたが、最悪の結果になってしまい
ました・・・。
みなさんが感じられていることですが、やはりこの問題が選挙の政争に使われて
しまっている感が強く、釈然としないのです。増田知事は建設官僚から政治家に
転じた改革派知事で、徹底したコストカッターですよね。県庁を「県庁株式会社」など
と呼んで、合理主義とコストカットによる改革でプライマリーバランスを黒字にした
立派な知事です。

そんな彼をして今回提出された融資案は究極の解決案と目されていました。岩手
競馬はその規模と売り上げからして「潰すには大きすぎ」ます。清算するにしても
大きなコストがかかること、また県内の関係者に止まらずより大きな範囲への
ショック余波が懸念されたからこその知事の提案でした。そして彼自身、何度も
「これが否決されたら廃止」と言い続けていました。究極まで絞り込んだ最終案
だったからで、場当たり的な戦力の逐次投入で体力をより消耗する愚を避けた
かったからこそだったのでしょう。

増田さんは四選不出馬を表明しており、自身の損得勘定は必要ありません。だから
こそ成立のために当日、自身の二ヶ月間給与返上の補正案も付けての議会に
提出し、退路を絶ったのです。しかし県議会の方は選挙を控えており、県民への
ポーズが先行したように思えます。巨額の融資案に賛成すれば選挙に悪影響が
出る・・・。中身の徹底的検証や存廃のコスト比較などが本当に為されたのか疑問
です。

否決後の議員たちの談話でも「予算案は否決したが、競馬廃止に賛成ではない」
とか、「減額した案が出れば審議する」などとお気楽というか、中途半端というか、
知事の覚悟が伝わっていない発言が多かったです。これは小泉首相による郵政
解散を思い出させました。どちらも首長の覚悟を議員たちが汲み取れなかった・・・。
退路を断って全力を挙げて出してきた提案を、議員たちが「まさかそこまではしない
だろう」と高をくくってしまったのは同じだった気がします。そういう意味で二重に
残念です。

ただ知事には確か拒否権がなかったかな・・・?もう一度、覚悟を示して議会に差し
戻せないのかな・・・?勉強不足でうろ覚えですが、改革派知事にもう一度最後の
仕事をお願いしたいです・・・。長文失礼しました。
Posted by けん at 2007年03月16日 12:44
自己レスです。やはり知事のいわゆる拒否権、正確には再議権ありますね。大学で
やったはず・・・。

地方自治法176条第1項です。知事は議会で議決された条例や予算を差し戻す
ことができ、第3項では差し戻されたものを議会で再議決するには2/3以上の賛成
が必要とあります。つまり今回の案件だと可否同数の議長裁定で決まったので、
差し戻されれば2/3以上で再可決するのは難しいと。増田さん、なぜ行使しなか
ったんだろう・・・。やはり武士に二言はないという覚悟の小泉精神なのか・・・。

ちなみにこの再議権、今都知事選に立候補している浅野さんが宮城県知事時代に、
情報公開条例改正に際して発動しています。
Posted by けん at 2007年03月16日 16:22
カエルマニアさん
競馬に関するニュースとは関係なしに、このようなことって動いていきますね。
西謙一騎手も船山騎手も、存続が決まってからデビューする新人がいるということを知りましたが、不安な気持ちでいっぱいだったんですよね。
櫻田さんが調教師としてご活躍できる場があることを祈ります。

マキバコさん
お久しぶりです!怖いですね。ばんえいもそうでしたが、危ないと思っていても、大丈夫だという話がどこかにあるとそれだけで少しは安心してしまうのですが、廃止の話は突然やってきます。気を抜けないんですよね。道営のことも真剣に応援の仕方、取り組み方を考えなくては…という気持ちです。

けんさん
ハロンの斉藤さんが選挙の時が多いと書かれていましたが、ばんえいも正管理者の菅原旭川市長が勇退したタイミングでしたよね。
今回のことで私もメールを送ろうと、はじめて岩手の議員の方々の政策などを読みました。議員さんの中にも他にコストカッターな方がいらっしゃいましたが、そのように述べられると、正直どのように気持ちを伝えるか自信がなくなってしまいます。でも自分が正しいと伝えたいことだけは伝えましたが…。ちょっと私も気持ちの整理に時間が必要です。
けんさん法学部ですか!この辺りの踏み込みとなると全くちんぷんかんぷんなので助かります。2時から競馬組合の議会ですね、ってこれからだ!!頑張れ岩手!
Posted by ゆか at 2007年03月17日 14:05
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