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2007年03月01日

北見競馬場の新聞売り場

北見競馬場の新聞売り場

今日はグリーンチャンネル「競馬ワンダラー・ばんえいに恋して 前編」の再放送です。

「競馬ワンダラー」は、廃競馬場巡礼の著者でもある競馬アナウンサーの浅野靖典さんが、日本全国の競馬場や競馬場跡を巡るというグリーンチャンネルの素敵な番組でした。そして今回はばんえい特集!!
前編・後編の2回にわたっての放送となりました。
今は雪に閉ざされたはずの競馬場。そこが今どうなっているのかなんて、考えたこともありませんでした。旭川競馬場は冬はクロスカントリーのコースとして使われているのですが、ばんえいのコースをクロカンとはいいなぁ。新しい!北見は場外発売中。そして岩見沢は完全閉鎖…。
一場開催となり、他の3場の、ばんえいにつながりのある人たちのことを思うと寂しくなります。札幌の私でさえも岩見沢の開催がないことが悲しいのに…。
北見ではばんえいの騎手が行くというスナックが登場。一場になることやもう北見には仕事で来れないという話は一切していなかった、とおっしゃっていました。「騎手の武勇伝はありますか?」などと色々聞く浅野さんにママは「いえ、紳士ですよ」と(笑)
北見競馬場で競馬新聞を売っている方は三代目。ゆったりとした語り口でばんえいについて語っており、そのひとつひとつに重みがありました。レースばかりに使っているとストレスがたまって能力が低下する、だから迫力がなくなったと。競馬の合間に農作業に使うとストレスが発散される、馬は農作業に使うといきいきする、と。
しかし北見雪多いなぁ!パドック雪山で見えないし。北見は雪の少ない地だったはずなのに、近年はすごい雪なのです。
そして旭川では金太郎さん登場!「(インターネットは)すごい人気あるんですよ。タダだから」って(笑) おもしろい…。話し振りから、心からばん馬を愛しているのが伝わります。
岩見沢は無人の競馬場。その現実と、楽しそうに雪の中ではしゃぐ浅野さんとリポーターの子の対比がせつなくて…。私も去年の夏はこんなことになるとは思わなかった。とても楽しい競馬場だった。
それからは岩見沢駅へ。ホームにある馬が出てきました。
「岩見沢市のばんえいに対する熱い思いを感じた。」というナレーション、皮肉?
岩見沢の馬具屋の方は、帯広にも馬具屋があるから大半は帯広に行くでしょう…と。浅野さんが「そんな寂しいこと言わないでくださいよ…」といっても「これも現実です。」と。
世界に誇れる北海道の伝統工芸なのに…。私はまだ、岩見沢にばんえいが戻ってくることを信じているけれど。
競馬場のなくなった都市の飲食店や競馬関係の会社、友人や恋人…
1年のうちの何ヶ月間を楽しみにしていただろうに。そのサイクルが突然狂ってしまった。


書き忘れていたこと思い出した!

高知けいば「黒船賞」へ緊急支援

ホーストラスト テレビ放送
テレメンタリー2007です。

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この記事へのコメント
北見競馬場は、たぬきが初めて生のばんえい競馬を見た競馬場です。
近くへ行く用事があり、無理矢理一日空けて行きました。
輓馬の迫力に圧倒され、気がついたら馬たちに並んでゴールへ向かっていました。去年の10月だったと思います。帰りの送迎バスで隣に座った、人なつこそうなおじさんと、北見駅までレースの話しまくりでした。でもその日、ホテルへ帰ったら旭川、北見撤退のニュースが流れてたんです。
二回目は北見記念の日。BG1のレースだ!と意気込んでいったものの、北見記念のファンファーレを聞いていると、これが最後なんだと少し悲しくなりました。確か、ばんえい競馬廃止のニュースは翌日だったと思います。
すがるようにネットでばんえい競馬を検索し、たどり着いたのがゆかさんのページでした。きれいな写真と優しい文章で、ばんえいを応援してる人はたくさんいるんだと実感。微力ながら、ばんえい存続に向けて出来ることから始めようと思いました。
ちなみに、三回目は帯広のヒロインズカップの日。馬連5,800円位でしたか、的中して配当(そんなに多く買ってないけど)を帯広市に寄付してきました。農林課の担当者の方と、しばしばんえいの話をして、どれだけばんえいが愛されているかを実感しました。
そんなこんなで、北見はたぬきのばんえい競馬初参戦の場所なのです。「北見へばんばまた来てね」という個人協賛レースもありましたが、何年後でもいいから、28回目の北見記念が開催されることを祈っています。
ちょっと懐かしかったので、長々と書いてしまってごめんなさい。
Posted by たぬき at 2007年03月01日 22:14
高知競馬場の交流重賞「黒船賞(G3)」の賞金の一部をファンから募るというかなり
衝撃的なこの話は、私が敬愛しているサイト「馬耳東風」でも紹介、解説されていま
した。

それによると、「黒船賞の優勝賞金は3000万円、総賞金は6000万円。このうち
高知は3500万円を負担しなければならないが、ここ3年は赤字が続いており、
今年も1000万円の不足が見込まれている。この不足分を全国のファンからの
寄付金で穴埋めしようというのだ」ということです。

ディープインパクトやハーツクライが世界で対等に渡り合って日本の馬産や競馬の
レベルが上がり、ではその裾野も広がっているかというと全く逆ですよね。日本各地
で地方競馬が廃止され、支えてきた馬たちが殺されていく・・・。馬主も中央と南関
以外では金にならないということで一極集中が進み、中央の下級戦は除外ラッシュ・・・。
JRAは相互提携開催などに二の足を踏み、各地方競馬も自存自立の為の一手を
打てない・・・。

もちろんどこの競馬もつぶれて欲しくないし、高知のために協力する気はあるけど、
本来競馬は寄付でなく馬券を売ることで身を立てるべきですよね?その為のアイ
ディアが主催者にも足りない気がします。過去3年、黒船賞の赤字は1300万円、
1800万円、2500万円で、交流重賞のあまりの経費の高さに売り上げが追いついて
いないということです。主催者は交流重賞を返上するか、もしくは存続を強く願う
なら寄付より前に魅力あるプログラム作りに努力すべきな気がします。ばんえいの
行っている協賛レースなどは本当にいいアイディアだし、人気者の武豊騎手に来て
もらえるように、JRAや彼の騎乗馬確保を調教師会に要請するなどまだまだ頑張って
欲しいと思います。ハルウララが頑張って貯めてくれた貯金残高ももう底をついた
のですから・・・。
Posted by けん at 2007年03月02日 12:35
たぬきさん
懐かしんで、たくさん書いていただいてこちらも嬉しいです!そうだったのですか…。良くも悪くも、タイミングがぴったりだったんですね。
北見競馬場は、多くの方の、たくさんの思い出と愛がが詰まった場所ですね。
私もこれからばんえいをもっと見ていこう!という時にこうだったから…今後、お互い楽しんでいきましょうね!
私も岩見沢だけではなく、まだまだ北見でのレースも信じています。楽しかったですよね~~。私も写真選んでいたら悲しくて…(>_<)

けんさん
うーん…高知は、ハルウララに関してもですが、競馬の本質から離れているということで批判もあるでしょうが、その中でも様々なことに取り組もうとしている姿勢には本当に頭が下がります。
今回のことについては新聞でちらっとしか見ていなくて、詳しいことまで調べていないのでなんですが、1000万を集めるというよりは、センセーショナルな話題によって黒船賞を知らしめるというか、そのようなマスコミ操作なのかなぁという気がしていたのであまり気にも留めていなかったのですが(^_^;)
寄付というのはばんえいにヒントを得たのかな、なぁんて思ったりして。
売り上げで、というのはもちろんですが、やりつくしたかな…と。もう馬券売り上げだけで立て直すのは難しい時期に来ていると思いますし…だからといって、その代わりが思いつくわけではないのですが。
中央と地方との交流については長い長い道程ですよね。それがいつになれば仲良くなれるのか…でも、少しずつ前向きな部分も見えてきていますよね。
法改正の動きもありますし、岩手もですが、今年の春を乗り切れば何か、地方競馬の動きが変わっていくのではと思っていますが…楽観的すぎるかな…。
黒船賞はメイショウバトラーが武豊騎手なんでしたっけ?私はバトラー好きなのでちょっと気になっています。
ばんえいもそうだったと思いますが、アイディアはあってもそれを実行する際の壁…それがどう打ち砕かれるか、だと思います。ばんえいや高知の動きが、地方競馬に立ちはだかっているその壁を少しずつやわらかくしていけば、と思うのですが…。
Posted by ゆか at 2007年03月02日 13:19
ゆかさん、
もちろん地方競馬主催者が頑張っていることはわかっていますよ^^ 

特に高知競馬に関して、ハルウララのいきさつを批判する向きもあるようですが、
私は逆の考えです。あるヒーローやヒロインが現れたら(演出されたら)当然その
主催団体の為に一肌脱いでもらって、ブームを盛り上げるべきだと思います。
ただハルウララ騒動で残念だったのは、ひとつはそのブームが盛り上がっている
うちに次の手を打てなかったこと、もうひとつはこれは競馬界全体に言えること
ですが、「自分のことしか考えていない人が多すぎた」ということでしょうか。

野球のWBCの時、多くの有力選手が選出を辞退しました。また多くの球団が
主力選手を送り込むことを拒否しました。シーズンイン前の大切な時期に、「栄誉」
しか手にできない大会に意義を見出せない選手や球団が多かったのです。その
時にイチローは「世界の王さんが監督をやるのに恥をかかせることはできない」と
率先して参加、星野さんは「自分のことしかできない者が多すぎる。今や野球は子供
たちの憧れのスポーツではなくなってきている。そんな中、サッカーのワールドカップ
にスターが集結し、野球の方には一流の選手たちが出なくて、どうして野球界全体
の底上げができるのか?これでは野球を志す子供がいなくなるぞ」と憤りました。

私は今の競馬界の流れに同じことを感じています。確かに一頭の馬はその馬主に
所有権が帰属します。だからといってそれを馬主が振りかざしたところで、大局的に
見て何の得があるのでしょう?ブームを盛り上げてその馬に一肌脱いでもらい、普段
競馬を知らなかったファンや子供たちに触れ合ってもらう外交官となればどれほど
の金銭的対価以上の物が得られるのでしょうか?だからこそ、マルの馬主さんには
頭が下がります。

主催者たちも競馬界全体の底上げをなすように振舞わなければ、結果的にパイが
小さくなることはわかりきったことです。中央と南関以外のすべての競馬の門が
閉ざされた時、その後の中央と南関に訪れる悲劇は容易に想像できるはずです。
一人勝ちは絶対に無理なんですから・・・。

高知競馬が崩壊寸前のところをハルウララに救われたことはみんなが知っています。
全国最低水準の賞金にするなどの自助努力で、ギリギリに頑張ってきたことも知っ
ています。うまく言えませんが、だからこそもどかしいです・・・。黒船賞は唯一の
集金源だとは思いますが、開催することでこれだけ毎年赤字が出て経営を圧迫して
いる以上、笠松のように交流重賞を返上するのも一案でしょうし、逆に協賛レース
デイにしたり、武豊プラスアンカツや岩田といった地方出身ジョッキーを一堂に集めた
WSJSデイにするなどまだまだ横のつながりを模索してあきらめないで欲しいとも
思います。やはりうまく言えず、すみません・・・。ただただ一頭の馬も殺されなくて
すむ道を模索できたらと思います。
Posted by けん at 2007年03月02日 16:10
岩見沢でばんえいが見れなくなるのは、本当に残念です。
道営が撤退した時も寂しかったけど、もう岩見沢に行くこともなくなるでしょう。
岩見沢開催は初夏から秋にかけてでしたから、開催当初は蝶が舞いはじめ、夏の高校野球の頃には蝉が鳴き、キリギリスの声が聞こえ始めたら、無数のトンボが留まりはじめ、秋の気配かと思った途端、一気に冷え込んで、最終レースを終えると、ざわめくカラスの鳴き声を背に凍える手を暖めながら駐車場までの長い階段を上っていったものです。
札幌に帰る車中、ラジオで聞く大相撲中継が好きだったなあ~。
Posted by □地&○地 at 2007年03月02日 18:16
「ワンダラー」って、「1ドル」ぢゃ無かったんですね(汗々)。
「ワンダー+er=歩き回る人」だったんですね。。。

新聞売り場とは少しズレますが、岩見沢のインフォメーションのお姉さんに会いたいです。すごく人気者でした。とっても優しいし! 帯広ではまだお会いしておりませんが、北見(白馬賞の頃)にも札幌(街頭署名の時)にも見えてました。お姉さんも「ばんえい」が大好きなのだと思います。
Posted by コマフ at 2007年03月02日 19:00
けんさん
ありがとうございます。みんな同じことを考えているのですよね、それをどう生かしていくか…どのスポーツも悩んでいるところなのでしょうね。
私は競馬ファンがサッカーのサポーターのような気持ち、活動で…となればと思っているのですが、だからといってサッカーファンだっていろんな人がいるわけだし。
ただ、その壁となっていたものが少しずつ動いてきているのかな…という感じはしますよね。手遅れにならないようにはしてほしいのですが…。

□地&○地さん
岩見沢はないだろうなぁ~。でも、なんなんでしょうね。夏だからこその開放感というか。旭川は2場になるかもしれないから最後かなとは思っていたけど、岩見沢は来年も来るだろうと信じていたし、すごく幸せな空間でした。
北見では祭典ばんばでもいいけど、岩見沢はやはりばんえい競馬があってほしいなぁ…と、感覚的なものですが、希望を言ってみたり。
三船とかシーズザデイとか行きたい店も…
ラジオで聞く相撲!(笑)そうだったんですかー。私は厚別のモダで必ずガソリン入れてましたね。

コマフさん
おおっ1ダラー!そうか!かけているかもしれません!
岩見沢のお姉さん…相変わらず人の顔覚えていないというか旭川や北見と混乱しています。わかるようなわからないような…あーチャレばん落ちたお兄さんをなぐさめていたかも!署名もチーム岩見沢していたのですね…うん、ばんえい好きなんだなー。嬉しいですね。
私は岩見沢のリッキーの中の人に、帯広でもゆるく活動してほしいです。コマフさんは怖い?(笑)
Posted by ゆか at 2007年03月03日 20:50
!!

・・・そう言えば、帯広ではパンツマントリッキーを見ないですねぇ。。。
少なくとも、私は見たことがありません><
さぶいから、おやすみなんでしょうかね?
Posted by コマフ at 2007年03月03日 21:07
コマフさん
トリッキー(笑) そうか、帯広ってリッキーの出現率が高くないですよね。
岩見沢だと必ずいて、うろうろしていましたものね…
リッキー早く出ておいで!!
Posted by ゆか at 2007年03月04日 08:10
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